必要な数

 

冬はヒートテックのタイツ(パッチ)が

手離せない。そのタイツをどこにしまい込

んだのか、どうしても見つからない。多分、

10枚以上はあったはずなのに。

見つかるまでの一時しのぎに、捨てよう

と別にしていたタイツ3枚を交互に履いて

いるが、未だに見つからないままに、シー

ズンが終わろうとしている。

 毎日、洗濯するので3枚で事足りた。

何でも沢山持つ必要がないのだと気がつい

た。バスタオルも、二人暮らしには、5枚

もあればいいだろう。シーツ類も多過ぎる。

整理してすっきりとしなければ。

 それにしても、西條八十の詩「僕の帽子」

ではないけれど、私のあのタイツはいった

い、どこに行ったのかしら?

 

      波戸辺のばら

         写真 紫式部


      雛祭

 

 「瓔」は生活する女達の日々を、俳句を、自由

に発表するささやかな冊子として誕生した。そん

な「瓔」なので雛祭の俳句が、「瓔SECOND」も

含め112句もある。

 祖父母や父母が成長や幸せを願い贈ってくれ

た人形を持っていた人は多いのではないか。そ

の人形は今どうなっているのかな。

 我が家は3Kの社宅に祖父母もいて6人家族

だったが、小さな段飾りの雛人形を出してくれた。

母方の祖父母が贈ってくれたものだ。父が家を建

てた時に五人囃子を買い足してくれたが、それだ

けが煌びやかで大きかったのを覚えている。今は

御殿と女雛、男雛と三人官女だけが、箱に入って

天袋の中だ。

   端座して雛の吐息を聞くとせむ

      飯島晴子

   よそ行きの服は水色雛あられ

      辻 水音

   雛包む白布に遺る娘のなまへ

      はしもと風里

 

           

            たかはしすなお

              写真 すなお・雛あられ


   梅の移ろい

              写真 すなお

エッセイふたつでは寂しいので、我家の梅の移ろいを載せます。

ただ漠然に撮っていたので、とりとめがありませんが。

先ずは1月23日 つぼみの頃

1月28日 つぼみが開きだした。

1月30日  やっと咲きだした。この頃が一番心がうきうきした。

      光の関係か上の写真はクリーム色だが、下は白色が勝っている。

2月6日  いよいよ咲き始める。これから満開を目指す。

     右の写真はピントを合わせるところを間違えた。

2月10日  五分咲きかな。これから毎日毎日開く花が増えてきた。

      でも私は梅の写真を撮るのに飽きてきたので、ここからあまり撮っていない。

2月24日  気がつけば花びらが散ってしまっていた。

      近所の梅の花びらが道路に散っているのを見て我家の庭を見たら・・・・。