季 湖 ワールド   虫の季節到来

 

 

キタ──('')──!!

 

虫の季節到来。

 

チュウレンジハバチ

なんと害虫と載っています。

自分でも調べてみてね。


 

     八重咲き水仙にミドリグモ

 

     ミドリグモが見つからなくて・・・・。

 

ワカバグモ  これかな?

  


 

 

花桃・京舞妓に尺取虫

 

花桃・京舞妓

 

尺取り虫

 

リンクしてみましたが、もっと良いリンクがあったかも。

他も調べてください。


 

 

 

 

 

芍薬の蕾にトリプル蟻さんがごっつんこ

 

季湖さんの虫への愛情がたっぷり。


 

 

柏葉紫陽花の若葉に隠れてニホンアマガエル

 

   ニホンアマガエル

 

  季湖さんは虫や爬虫類に詳しいな。


 

 

 

5月の孵化が楽しみ、

  エゴノキに蟷螂の卵鞘

 

そんなこんなの春の日々

 

     

       蟷螂の赤ちゃんが生まれたら、見せてね。


繭玉抄

悪口も愛の言葉もドイツ語で無表情なら同じ言葉ね

 

作曲が僕もできたらいいのになこの恋心何かのために

 

明日の朝起きたら君は笑うだろう笑顔職人の僕のメールに

 

結婚はしていますかと言うことがこんなに難しいことだとは

 

まだ朝の八時なんだがお腹鳴るコントロールができない楽器

 

 林田麻裕

繋がる五七五⑤

      おーたえつこ   消しゴム版画 辻 水音

 今年の大河ドラマで大活躍の源頼朝も、連句をしています。

 頼朝は、歌人として名高い源実朝のお父さんだけあって、和歌も上手だったみたい。新古

今和歌集に、

 

  道すがら富士のけぶりもわかざりき晴るる間もなき空のけしきに

(道中、富士山の煙がよくわからなかったよ。ずっと曇り空だったから。)

 

とか、載っています。藤原定家が載せたんだから、きっと名歌?!

 さて、その連歌、お相手は、やっぱりドラマで活躍中の梶原景時。

   連歌果てて人の寝たりけるに

  連歌師は皆ふしものになりにけり  右大将頼朝

     と云ひければ

 

  何木をとりて枕にはせん      梶原景時


 大勢で連歌の会を催していたのですね。「ふしもの」というのは、この時代の連歌の決め

事で、お題みたいなものです。「今回は植物でいきましょう」とか、「白いものと黒いものを

交互に入れましょう」とか、「頭の文字をイロハの順で」とか。で、その「ふしもの」と伏

して寝てしまうということを掛けているのです。

 

 景時の歌の「何木をとる」というのは、そのお題が「木」だったわけです。作る句には、

全部に絶対、「何とか木」って入れなきゃいけなかった。連歌のあいだ中、木のことばかり

考えていた人たちは、夢の中でも木にうなされてるかも()

  もうひとつ。

 

橋もとの君には何かわたすべき   頼朝

 

ただそまかはのくれて過ぎはや   景時

 

 


 これは、上京の途中、橋本宿(浜松あたり)で、遊女に囲まれて、贈り物は何が良いかな、

なんて鼻の下を伸ばしている頼朝。贈り物をわたすのと、橋をわたるのが掛かってる。なん

だか、大泉洋演じるあの女たらしの頼朝を彷彿とさせますねえ。

 そこで、中村獅童、いや景時は諫める。「そま」は丸太。杉の丸太の皮でもくれてやっ

て、日が暮れちゃうからとっとと川を通り過ぎますよって。

 

 二人は仲良し。