響子さんの たらふくレシピ

 今月は、たけのことスナップえんどう玉子丼です。

たけのこが美味しい季節、いっぱい食べとかないと。

 

   たけのことスナップえんどう玉子丼


        化粧

 

「母さんが死にそうだけど豆ごはん」という

俳句を作ってから、一年近く命を繋ぎ、ついに

母が96歳で亡くなった。一年の間に覚悟はで

きていたので、来る時がきたという感じで死を

受け止められた。

斎場に駆け付けた時、納棺師の手で綺麗に化

粧を施された母がいた。初めて見る、化粧した

母には、長い間寝たきりだった、やつれは見当

たらなかった。むしろ、今までで一番きれいだ

と思った。青葉の中で家族だけで送ってあげて、

悲しさより、やっと楽になれたねと、安堵感の

ほうが大きかった。ただ、コロナで見舞いにも

行けない日々が続いたことが辛かった。

 初めてのグランドゴルフで、ホールインワン

を2回も取ったよ。家族全員11人集合で、食

事会もしたよ。句会にも頑張って行っているよ。

私はこれからも笑って楽しく暮らしていくか

ら心配ないよ。天国で父さんと仲良くしてね。

年順に逝く涼しさよ夏の月  のばら

 

     波戸辺のばら   写真 のばら(ふるさと)

 


        新茶

  高校の同期の「健康寿命延伸プロジェクト」というグルー

プが、「京都府和束町茶摘み体験」を企画した。プロジェクト

には参加した事がなかったが、この機会を逃したら死ぬまで

に茶摘みは出来ないと思い参加した。

 和束町で近鉄バスを降りると、茶畑が広がっていた。急な斜

面は等高線に沿って畝が並んでいる。麓で大きな袋を器械に

付けて新茶を刈られているご夫婦を見かけた。茶の生育や種

類によって、覆いをかける時期も違い、覆いの種類も違うそうだ。

いざ収穫の時期に遅霜が降りると茶葉が駄目になる。ガイドさんの説明を聞きながら、農家さんの大変さを知った。

 お茶づくし弁当を食べた後に、茶摘み体験だ。小高い山の茶

畑へ移動、一芯二葉(いっしんによう)の下を優しくつまみ、軽く

捻ると面白いように摘める。一人ずつ籠をもらい、茶摘み娘に

なった気分で摘んでいく。さっさと籠をいっぱいにする人、丁寧

に摘むのでなかなか溜まらない人。それぞれの性格がでる。

初老の集団だったが、気持ちだけは高校生になっていた。

   新茶の荷急ぎ届くよ字が撥ねて   波多野爽波

   無人駅心づくしの新茶かな      小山佳栄

   婆が売り婆が買いゆく新茶かな   たかはしすなお          

 

 たかはしすなお   写真 すなお (お茶の芽)


響子さんの おやつだよ~

 

    響子さんから簡単なおやつのレシピ教えてもらった。

    不器用な私でも出来そうと思いつつ、まだ作っていないが。

    みなさん、ぜひトライしてください。