響子さんの たらふくレシピ

  今月は新しいメニューがまだアップされていなかったので、

   1月発表の  はるまきご飯 を紹介します。

 

    響子さんの絵と文字が踊っているようで、楽しくなります。


 めがね屋のバイトに入ってから早や五ヶ月

、週二日の勤めで生活のリズムは整ってきま

したが役立つまでは至っていません。家内工

業的状況ながら、高齢者がこうして社会と関

われることは有難いことだと思っています。

「この世に商売ほど苦しいものはない」と

恨み節三昧、自営の「めがね屋」をあてにせ

ず暮らしてきました。(カッコイイ?)

近頃は、めがね関係のあらゆるものが興味

深く「仕事で楽なものなんてないんだなぁ」

と、しみじみ心を添わせているのです。

 息子のアメとムチに操られながら、「おま

んまが食えるだけまし」と言うゆるい言葉

に緊張感がほぐれます。  (バイト日誌)

    辻 水音

       写真 水音・ヤットコ

 

 


我が家の菜園にお嫁さんコーナーができた。

今のところ茄子が二本だけだが、夫が丹精を

込めて面倒をみている。初めての収穫時には

ラインで知らせてあげなくちゃあ。

じゃがいも掘りにも来てくれて、手先の器

用な彼女は仕事が丁寧。土を綺麗に落として、

大きな網袋に詰めていく。

今日の夕飯には、毎年「じいちゃんとこの

じゃがいもが出来たんや」と言って、孫たち

がパクパクと食べる、コロッケを大量に作る

らしい。

 私はじゃがいも料理と言えば、肉じゃがや

ポテトサラダ、じゃがバターなどレパートリ

ーが狭いが、若い人は色々と工夫して、多彩

な料理を食卓にのせてくれるのが、うれしく

て頼もしい。

   波戸辺のばら

           写真  のばら・ある日の収穫


近所にわらび屋本舗と言う店が数年前に出来た。わらび餅の常識を超えた、柔らかすぎるとろとろわらび餅が名物だ。食べたが、箸でつかめないほどの柔らかさだった。あの店は場所も悪いので大丈夫かなと思っていたが、先日店の前を通ると、車が溢れていてガードマンが交通整理していた。繁盛していたとは。

 わらび餅は春の季語だが、葛餅は夏の季語。今はどちらも夏の和菓子の代表みたいだが。

   会議室わらび餅売る声通る

      中原幸子

   葛餅の三角といふよきかたち

      片山由美子

   くず餅のぷよぷよゆるる眠さかな

      おーたえつこ

 

この前わらび餅を買ったら以前ほど伸びなかった。